松岡京染店は創業以来100年余り高級呉服の悉皆を生業としてまいりました。

「きもの」は日本古来の伝統の技に支えられてその美しさを保ち続けてきました。 お手入れをすれば親子3代以上その伝統美を引き継ぐ事ができます。

かし近年「きもの」に携わる職人の後継者不足で代々受け継いできた技が消え そうになっています。
せっかく高額な着物を購入してもお手入れをできる職人と
の伝手がないために、依頼する事ができずに諦めなければならない方がいらっ しゃる事を耳にすると誠に寂しい限りです。

私共は「きもの」も一期一会の思いで誠心誠意、対応させて頂いております。
本来文字が示す通り「ことごとくすべて」という意味です。
呉服では、「しみ抜き」「洗い張り」はもちろん「染め替え」から「刺繍直し」「仕立て
直し」など着物に関する加工作業の全ての事を言います。
着物が出来上がるまでの行程は1つひとつが専門による分業であるため、着物の
状態に応じて職人を選び、適した作業に結びつける事が重要な役割となります。 そのため広範囲にわたる呉服の知識、そしてセンスが求められます。

他店で購入の着物の悉皆も承っておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。